HINDASのアッチャー!ブログ
Haldiです。更新がすっかり疎かになっています。。。
この4月で,広島大学現代インド研究センター(現代インド地域研究広島大学拠点)は5年目を迎えることになりました。
今年度は集大成の年度です。心新たに,どうぞよろしくお願いいたします。
この4月で,広島大学現代インド研究センター(現代インド地域研究広島大学拠点)は5年目を迎えることになりました。
今年度は集大成の年度です。心新たに,どうぞよろしくお願いいたします。
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by hindas
| 2014-04-08 13:00
| お知らせ全般
Haldiです。
別記事でお伝えしたように,2月10日(月)に第6回研究集会を開催しますので,
ご参加のほどよろしくお願いします!
広島大学の院生研究者による報告です。Haldiも楽しみです。
2月上旬という年間で最も寒い時期ですが,今日の東広島は午後から雪が降り積もっています。
先週引いた風邪がようやく治りかけたHaldiには堪える寒さです。皆様もご自愛ください。
別記事でお伝えしたように,2月10日(月)に第6回研究集会を開催しますので,
ご参加のほどよろしくお願いします!
広島大学の院生研究者による報告です。Haldiも楽しみです。
2月上旬という年間で最も寒い時期ですが,今日の東広島は午後から雪が降り積もっています。
先週引いた風邪がようやく治りかけたHaldiには堪える寒さです。皆様もご自愛ください。
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by hindas
| 2014-02-06 14:40
| つぶやき
「現代インド地域研究」広島大学拠点では、下記の通り第6回研究集会を開催します。今回は若手研究者の報告を主体とした研究会です。皆様のご参加をお待ちしております。
2013年度HINDAS第6回研究集会
【主催】HINDAS 研究ユニット1、2
【日時】2014年2月10日(月)13:30〜17:10
【場所】広島大学大学院文学研究科1階B102講義室
【報告】
13:30〜14:30(報告30分、質疑30分)
和栗 佳代(広島大学大学院国際協力研究科・院)
バングラデシュ青年期女性の学歴取得の意義と性役割観の変容―ガイバンダ郡後期中等学校生徒を事例に―
14:40〜15:50(報告40分、質疑30分)
板倉 和裕(広島大学大学院社会科学研究科・院)
独立期のインド政治とマイノリティ問題―SC留保議席導入をめぐる政治過程を中心として
16:00〜17:10(同上)
河井 由佳(広島大学大学院教育学研究科・院)
現代インドにおけるガーンディー主義の教育―マハラシュトラ州ワルダーの教育実践より―
HINDASウェブサイトでもご案内しています
2013年度HINDAS第6回研究集会
【主催】HINDAS 研究ユニット1、2
【日時】2014年2月10日(月)13:30〜17:10
【場所】広島大学大学院文学研究科1階B102講義室
【報告】
13:30〜14:30(報告30分、質疑30分)
和栗 佳代(広島大学大学院国際協力研究科・院)
バングラデシュ青年期女性の学歴取得の意義と性役割観の変容―ガイバンダ郡後期中等学校生徒を事例に―
14:40〜15:50(報告40分、質疑30分)
板倉 和裕(広島大学大学院社会科学研究科・院)
独立期のインド政治とマイノリティ問題―SC留保議席導入をめぐる政治過程を中心として
16:00〜17:10(同上)
河井 由佳(広島大学大学院教育学研究科・院)
現代インドにおけるガーンディー主義の教育―マハラシュトラ州ワルダーの教育実践より―
HINDASウェブサイトでもご案内しています
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by hindas
| 2014-02-06 14:36
| 集会等のお知らせ
Haldiです。
たいへんご無沙汰しています。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて,明日25日にHINDASの今年度第5回研究集会を開催いたします!
どうぞよろしくお願いいたします。
HINDASのウェブサイトでもご案内しています。
2013年度HINDAS第5回研究集会
主催:HINDAS 研究ユニット1、2
開催日:2014年1月25日(土)13:30-18:00
開催場所:広島大学大学院文学研究科1階B153講義室(東広島キャンパス)
13:30-14:40(報告40分、質疑30分)
溝口常俊:インドUP州サンディラ地区における定期市の変容
14:50-16:00(同上)
土屋 純:インドにおける小売チェーンの発展と地理的拡散
16:10-17:20(同上)
渡辺和之:ネパールにおける定期市−インド・バングラデシュと比較して
17:20-18:00(報告25分、質疑15分)
杉浦由香里:現代インドの義務教育制度に関する一考察
たいへんご無沙汰しています。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて,明日25日にHINDASの今年度第5回研究集会を開催いたします!
どうぞよろしくお願いいたします。
HINDASのウェブサイトでもご案内しています。
2013年度HINDAS第5回研究集会
主催:HINDAS 研究ユニット1、2
開催日:2014年1月25日(土)13:30-18:00
開催場所:広島大学大学院文学研究科1階B153講義室(東広島キャンパス)
13:30-14:40(報告40分、質疑30分)
溝口常俊:インドUP州サンディラ地区における定期市の変容
14:50-16:00(同上)
土屋 純:インドにおける小売チェーンの発展と地理的拡散
16:10-17:20(同上)
渡辺和之:ネパールにおける定期市−インド・バングラデシュと比較して
17:20-18:00(報告25分、質疑15分)
杉浦由香里:現代インドの義務教育制度に関する一考察
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by hindas
| 2014-01-24 10:33
| 集会等のお知らせ
NIHUプログラム「現代インド地域研究」では、2013年11月23、24日に「変貌する現代インドを解く―経済 自由化・分権化・グローバル化」と題したシンポジウムを東京大学で開催します。
皆さまのご参加をお待ちしています。
概要・プログラムは以下の通りです。
+++++++++++++++++++++++
現代インド・南アジア地域は大きな変化の過程にあり、その変化を説明することが現代インド地域研究の課題である。しかしそのためには、そもそも何がいつからどのように変化してきたのか、そしてその変化をいかなる視角と概念から把握するべきかを根底的に問わねばならない。本集会では、1990年代にインドで本格化したとしばしば指摘される「経済自由化」「分権化」「グローバル化」という3つの変化の側面を仮説的にとりあげ、それぞれの概念を基軸とする学際的(multi-disciplinary)セッション構成のもと、様々な学問領域の専門知を接続・統合した統域的(trans-disciplinary)現代インド理解を打ち立てることに挑む。
【第1セッ ション】「経済自由化―「発 展」は社会に何をもたらしたのか?」
インドは1990年代初頭にそれまでの国家主導型の経済政策から、経済自由化へと大きく舵を切った。関税の引き下げや産業ライセンスの要件緩和、国営企業の民営化、外国資本の参入といった経済自由化の流れは、2000年代以降の安定した高度経済成長をもたらした側面があると同時に、国内の経済格差や地域間格差の拡大を進行させている。さらに、こうした劇的な変化は、経済領域だけでなく、人々の価値観や社会関係の変容など多方面にその影響を及ぼしている。もっとも、経済自由化が現代インドを大きく変容させた主要因ではないという指摘があることも事実である。この点を含め、本パネルではインドにおいて、近年の経済自由化の動き がどのような影響をもたらしているのかについて議論を重ねる。(担当:宇根義己(HINDAS)・ 石坂晋哉(KINDAS))
【第2セッ ション】「分権化―民主 化の進展と権限の分散は何をもたらしたのか?」
1990年代から現在まで現代インド・南アジアにおいて分権が進められてきた。例えばインドでは、地方自治制度と権限移譲を定めた1992年の第73次および第74次憲法改正に代表されるように、この20年間に地方分権が制度的に進められてきた。それにともない生活インフラや環境資源の提供と整備において地方政府が果たす役割も急速に増大している。権力闘争の場たる政党政治においても、1998年以降の中央政治における連立政権の常態化は地域政党の擡頭を鮮明に示しており、嘗ての一党優位体制の面影もないほどに政治的発言力が分散している。しばしば中央-地方関係に限定されがちな分権化を広く解釈してジェンダー関係に適用するならば、女性留保制度による女性の政治参画促進も一種の分権と看做すことが可能であろう。さらに目をインド以外に転じ、分権(decentralization)を字義通りに権力の脱中心化(de-centralization)と捉えるならば、世襲君主という中心が権力を奪われて民主化の途を歩み始めたネパールは極めて急激な分権化を近年になって経験したと言える。このように権限の分散という意味での分権化は、グローバル化や経済自由化と並んで、1990年代 以降の現代インド・南アジア地域の際立った特徴である。
ではそうした分権化は何をもたらしたのであろうか。分権化が成功を収めている分野や地域もあれば、その肯定的な語感とは裏腹に蹉跌と幻滅を生むだけに終わったところ、現在模索の最中というところもある。そしてこうした分権化の現状をみながら、なぜ90年代に分権化が起こったのか、さらにはそもそも90年代が本当に転換期だったのかということを改めて問うことは、同時期の変化であるグローバル化や経済自由化との関係を知る上でも極めて重要である。
本パネルではインドのパンチャーヤト政治の成否や農村における女性の政治参加、分権化の帰結に関する経済学的分析、そしてネパールの民主化とジェンダー関係の変容に関する報告を通じて、現代インド・南アジア地域において分権化が直面している課題を複数の角度から剔抉する。 (担当:上田知亮(RINDAS)・ 小川道大(TINDAS))
【第3セッション】「グローバル化―国境を越えた移動がもたらす動態をどう捉えるか?」
インドおよび南アジアの変化を捉える際に、1990年代(もしくは1980年代)をその境界とみなすグローバル化という語は、汎用性が高い分析概念として、様々な分野で便利に用いられてきた。たしかに国境を越えたヒト・モノ・カネ・情報の流動性は高まり、国民国家システムを基準とした従来の枠組みでは、政治・経済・文化・社会の諸領域において立ち現れている現象を捉えることは難しくなっている。国境を越えた移動には流入・流出そして環流といった複層的な動きをみることができるが、これらすべての現象をグローバル化という用語で説明してしまうことは果たして妥当なのだろうか。それはまた、現代のインドおよび南アジア 世界の変貌を捉えるときに、「グローバル化」を一つの契機に時代を区分するやり方へも疑問を呈するものであろう。
本パネルでは、グローバル化という枠組そのものを、具体的な文化・社会変容の動態のなかに文脈化することで、同概念で捉えることのできる範囲や捉えられない事柄を検討し、その可能性について論じていきたい。(担当:宮本万里(MINDAS)・ 小西公大(FINDAS)・ 山本達也(KINDAS))
【プログラム】
11月23日 (土・祝)
13:00- 受付開始
13:30-13:50 ご挨拶
13:50-14:00 趣旨説明
【第1セッション】 趣旨説明・司会:和田一哉(長崎県立大学)
14:00-14:05 趣旨説明
14:05-14:35 上池あつ子(国立民族学博物館)
「インドにおける製薬産業の発展と医薬品アクセス―経済自由化がもたらしたもの」
14:35-15:05 宇根義己(広島大学/NIHU)
「デリーにおける都市型産業集積の発展―JamiaNagarの縫製業を事例に」
休憩 (10分)
15:15-15:45 小原優貴(日本学術振興会/早稲田大学)
「インドにおける教育ビジネスの拡大と多様化―企業化する教育」
15:45-16:15 中谷純江(鹿児島大学)
「市場の力に抗する交換の型―交換の質的変容に対し、形式の保持は何を意味するのか?」
休憩 (10分)
16:25-16:45 コメンテーター:黒崎卓(一橋大学)
16:45-17:15 討 論
懇親会(於:フォーレスト本郷(文京区本郷6-16-4))
11月24日 (日)
【第2セッション】 趣旨説明・司会:杉本浄(東海大学)
09:00-09:05 趣旨説明
09:05-09:35 北川将之(神戸女学院大学)
「パンチャーヤット制度と女性留保議席―カルナータカ州の過去20年の軌跡」
09:35-10:05 佐藤隆広(神戸大学)
「インドの地方分権化と貧困緩和計画―全国農村雇用保障法(NREGA)の経済効果」
休憩 (10分)
10:15-10:45 菅野美佐子(青山学院女子短期大学)
「「個」から広がる村落政治―ウッタル・プラデーシュ州農村における分権化と女性」
10:45-11:15 佐藤斉華(帝京大学)
「そこに「女性」はいたか―ネパール民主化の四半世紀」
休憩 (10分)
11:25-11:45 コメンテーター:志賀美和子(専修大学)
11:45-12:15 討 論
12:15-13:15 昼 食
【第3セッション】 趣旨説明・司会:山本達也(京都大学/NIHU)
13:15-13:20 趣旨説明
13:20-13:50 宮本万里(国立民族学博物館/NIHU)
「ネーションのプロジェクトと「マイノリティー」―ブータンにおける労働徴発制度と「ネパール系住民」の難民問題をめぐる考察(仮)」
13:50-14:20 小松久恵(追手門学院大学)
「現代英国南アジア系文学にみる帰属意識の変容(仮)」
休憩 (10分)
14:30-15:00 木村真希子(津田塾大学)
「国際人権レジームとマイノリティへの暴力―インド北東部を事例に(仮)」
15:00-15:30 小西公大(東京外国語大学/NIHU)
「パフォーマンスと生存戦略―タール沙漠の芸能集団にみるモダニティと「交渉」のアリーナ」
休憩 (10分)
15:40-16:00 コメンテーター:岩谷彩子(広島大学)
16:00-16:30 討 論
休憩 (10分)
【総合討論】 司会:中溝和弥(京都大学)
16:40-16:55 コメンテーター:西村淳一(早稲田大学/NIHU)
16:55-17:10 コメンテーター:伊藤亜聖(東京大学/NIHU)
17:10-17:30 全体討論
申込み方法は以下のURLでご案内しています。
http://www.indas.asafas.kyoto-u.ac.jp/blog/seminar/indas_20131123
皆さまのご参加をお待ちしています。
概要・プログラムは以下の通りです。
+++++++++++++++++++++++
現代インド・南アジア地域は大きな変化の過程にあり、その変化を説明することが現代インド地域研究の課題である。しかしそのためには、そもそも何がいつからどのように変化してきたのか、そしてその変化をいかなる視角と概念から把握するべきかを根底的に問わねばならない。本集会では、1990年代にインドで本格化したとしばしば指摘される「経済自由化」「分権化」「グローバル化」という3つの変化の側面を仮説的にとりあげ、それぞれの概念を基軸とする学際的(multi-disciplinary)セッション構成のもと、様々な学問領域の専門知を接続・統合した統域的(trans-disciplinary)現代インド理解を打ち立てることに挑む。
【第1セッ ション】「経済自由化―「発 展」は社会に何をもたらしたのか?」
インドは1990年代初頭にそれまでの国家主導型の経済政策から、経済自由化へと大きく舵を切った。関税の引き下げや産業ライセンスの要件緩和、国営企業の民営化、外国資本の参入といった経済自由化の流れは、2000年代以降の安定した高度経済成長をもたらした側面があると同時に、国内の経済格差や地域間格差の拡大を進行させている。さらに、こうした劇的な変化は、経済領域だけでなく、人々の価値観や社会関係の変容など多方面にその影響を及ぼしている。もっとも、経済自由化が現代インドを大きく変容させた主要因ではないという指摘があることも事実である。この点を含め、本パネルではインドにおいて、近年の経済自由化の動き がどのような影響をもたらしているのかについて議論を重ねる。(担当:宇根義己(HINDAS)・ 石坂晋哉(KINDAS))
【第2セッ ション】「分権化―民主 化の進展と権限の分散は何をもたらしたのか?」
1990年代から現在まで現代インド・南アジアにおいて分権が進められてきた。例えばインドでは、地方自治制度と権限移譲を定めた1992年の第73次および第74次憲法改正に代表されるように、この20年間に地方分権が制度的に進められてきた。それにともない生活インフラや環境資源の提供と整備において地方政府が果たす役割も急速に増大している。権力闘争の場たる政党政治においても、1998年以降の中央政治における連立政権の常態化は地域政党の擡頭を鮮明に示しており、嘗ての一党優位体制の面影もないほどに政治的発言力が分散している。しばしば中央-地方関係に限定されがちな分権化を広く解釈してジェンダー関係に適用するならば、女性留保制度による女性の政治参画促進も一種の分権と看做すことが可能であろう。さらに目をインド以外に転じ、分権(decentralization)を字義通りに権力の脱中心化(de-centralization)と捉えるならば、世襲君主という中心が権力を奪われて民主化の途を歩み始めたネパールは極めて急激な分権化を近年になって経験したと言える。このように権限の分散という意味での分権化は、グローバル化や経済自由化と並んで、1990年代 以降の現代インド・南アジア地域の際立った特徴である。
ではそうした分権化は何をもたらしたのであろうか。分権化が成功を収めている分野や地域もあれば、その肯定的な語感とは裏腹に蹉跌と幻滅を生むだけに終わったところ、現在模索の最中というところもある。そしてこうした分権化の現状をみながら、なぜ90年代に分権化が起こったのか、さらにはそもそも90年代が本当に転換期だったのかということを改めて問うことは、同時期の変化であるグローバル化や経済自由化との関係を知る上でも極めて重要である。
本パネルではインドのパンチャーヤト政治の成否や農村における女性の政治参加、分権化の帰結に関する経済学的分析、そしてネパールの民主化とジェンダー関係の変容に関する報告を通じて、現代インド・南アジア地域において分権化が直面している課題を複数の角度から剔抉する。 (担当:上田知亮(RINDAS)・ 小川道大(TINDAS))
【第3セッション】「グローバル化―国境を越えた移動がもたらす動態をどう捉えるか?」
インドおよび南アジアの変化を捉える際に、1990年代(もしくは1980年代)をその境界とみなすグローバル化という語は、汎用性が高い分析概念として、様々な分野で便利に用いられてきた。たしかに国境を越えたヒト・モノ・カネ・情報の流動性は高まり、国民国家システムを基準とした従来の枠組みでは、政治・経済・文化・社会の諸領域において立ち現れている現象を捉えることは難しくなっている。国境を越えた移動には流入・流出そして環流といった複層的な動きをみることができるが、これらすべての現象をグローバル化という用語で説明してしまうことは果たして妥当なのだろうか。それはまた、現代のインドおよび南アジア 世界の変貌を捉えるときに、「グローバル化」を一つの契機に時代を区分するやり方へも疑問を呈するものであろう。
本パネルでは、グローバル化という枠組そのものを、具体的な文化・社会変容の動態のなかに文脈化することで、同概念で捉えることのできる範囲や捉えられない事柄を検討し、その可能性について論じていきたい。(担当:宮本万里(MINDAS)・ 小西公大(FINDAS)・ 山本達也(KINDAS))
【プログラム】
11月23日 (土・祝)
13:00- 受付開始
13:30-13:50 ご挨拶
13:50-14:00 趣旨説明
【第1セッション】 趣旨説明・司会:和田一哉(長崎県立大学)
14:00-14:05 趣旨説明
14:05-14:35 上池あつ子(国立民族学博物館)
「インドにおける製薬産業の発展と医薬品アクセス―経済自由化がもたらしたもの」
14:35-15:05 宇根義己(広島大学/NIHU)
「デリーにおける都市型産業集積の発展―JamiaNagarの縫製業を事例に」
休憩 (10分)
15:15-15:45 小原優貴(日本学術振興会/早稲田大学)
「インドにおける教育ビジネスの拡大と多様化―企業化する教育」
15:45-16:15 中谷純江(鹿児島大学)
「市場の力に抗する交換の型―交換の質的変容に対し、形式の保持は何を意味するのか?」
休憩 (10分)
16:25-16:45 コメンテーター:黒崎卓(一橋大学)
16:45-17:15 討 論
懇親会(於:フォーレスト本郷(文京区本郷6-16-4))
11月24日 (日)
【第2セッション】 趣旨説明・司会:杉本浄(東海大学)
09:00-09:05 趣旨説明
09:05-09:35 北川将之(神戸女学院大学)
「パンチャーヤット制度と女性留保議席―カルナータカ州の過去20年の軌跡」
09:35-10:05 佐藤隆広(神戸大学)
「インドの地方分権化と貧困緩和計画―全国農村雇用保障法(NREGA)の経済効果」
休憩 (10分)
10:15-10:45 菅野美佐子(青山学院女子短期大学)
「「個」から広がる村落政治―ウッタル・プラデーシュ州農村における分権化と女性」
10:45-11:15 佐藤斉華(帝京大学)
「そこに「女性」はいたか―ネパール民主化の四半世紀」
休憩 (10分)
11:25-11:45 コメンテーター:志賀美和子(専修大学)
11:45-12:15 討 論
12:15-13:15 昼 食
【第3セッション】 趣旨説明・司会:山本達也(京都大学/NIHU)
13:15-13:20 趣旨説明
13:20-13:50 宮本万里(国立民族学博物館/NIHU)
「ネーションのプロジェクトと「マイノリティー」―ブータンにおける労働徴発制度と「ネパール系住民」の難民問題をめぐる考察(仮)」
13:50-14:20 小松久恵(追手門学院大学)
「現代英国南アジア系文学にみる帰属意識の変容(仮)」
休憩 (10分)
14:30-15:00 木村真希子(津田塾大学)
「国際人権レジームとマイノリティへの暴力―インド北東部を事例に(仮)」
15:00-15:30 小西公大(東京外国語大学/NIHU)
「パフォーマンスと生存戦略―タール沙漠の芸能集団にみるモダニティと「交渉」のアリーナ」
休憩 (10分)
15:40-16:00 コメンテーター:岩谷彩子(広島大学)
16:00-16:30 討 論
休憩 (10分)
【総合討論】 司会:中溝和弥(京都大学)
16:40-16:55 コメンテーター:西村淳一(早稲田大学/NIHU)
16:55-17:10 コメンテーター:伊藤亜聖(東京大学/NIHU)
17:10-17:30 全体討論
申込み方法は以下のURLでご案内しています。
http://www.indas.asafas.kyoto-u.ac.jp/blog/seminar/indas_20131123
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